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リハビリテーション科Rehabilitation

日曜日祝日休診となります。

リハビリは、12時から15時のお昼も、実施しております。
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リハビリテーション(理学療法)とは・・・
 患者様ができるだけ早く社会復帰、家庭復帰、スポーツ復帰できるようにと願って実施される医療です。リハビリテーション部では、患者様のニーズに合わせて医師・理学療法士によりリハビリテーションプログラムを立て、徒手療法、運動療法(体操、ストレッチなど)、物理療法(温熱、寒冷、電気治療など)を行います。
 身体に痛み・障害があり日常生活、趣味などが制限されている方から競技復帰を目指しているスポーツ選手まで幅広いリハビリテーションを実施しています。

当院のリハビリテーションの流れ

 

医師の診察とは…
 まず、看護師による問診と、医師による診察が行われます。その時点で必要な検査を実施します。レントゲンや磁気共鳴画像法:Magnetic resonance imaging (MRI)、コンピューター断像撮影:Computed TomographyCT)などです。MRICTは、体の表面から深い部分までの状態を把握することができる有効な検査です。レントゲンだけでは診断できない小さな骨折や炎症、神経の負担を発見することが出来ます。この結果を基に、医師がリハビリテーションを必要と判断した場合、リハビリテーションを処方します。

理学療法士とは…
 理学療法士は、医師の指示のもと、自らの眼や手や道具を使って、患者様の身体を直接、診ていきます。理学療法士は患者様の身体から得られる情報と、MRICTの画像情報から、医師や放射線技師と連携しながら、より患者様の身体状態を把握します。これにより安全で効果的なリハビリテーションを患者様に提供していくことが出来ます。

『痛み』とは・・・
 整形外科に受診される多くの患者さんが最も困っている症状は「痛み」です。痛みには、急性痛と慢性痛があります。それぞれで対処が違うので、その「痛み」の判断が治療の第一歩です。

急性痛(左図):痛い部位、及び関係する部位に炎症がある。
慢性痛(右図):炎症はある程度落ち着いているが、痛みが続くことにより、筋肉の張りや関節の硬さが生じ、痛みを感じてしまう状態である。

 急性痛で生じている患部の炎症を判断するには、患部に『腫れ、熱、赤み』があり、動かし難いかどうかで判断します。皆さんも、テーブルの脚に小指をぶつけたあの時を思い出してみて下さい。ぷっくり腫れて、じわーっと熱くて、赤くなって、なんだか動かせない…辛かったですね。こんな時にはストレッチ!ウォーキング!は、しないと思います。もちろん炎症が強いので、左図の対処方法です。湿布を貼って、動かさない様にして、大人しくしていたはずです。

 また、肩こりの時に、湿布を貼っても一時しのぎな感じがした経験もあると思います。そして、軽い運動をするとなぜだか楽になったりした経験もあると思います。これは、軽い運動によって筋肉の張りや硬さを、軽減出来たということです。

 同じ『痛み』であっても、痛みの種類によって対処方法が全く変わってきます。つまり、今、自分の身体や痛みがどのような種類の痛みなのか?よく理解するということが重要です。


急性痛のリハビリテーションプログラムとは・・・

物理療法各種:

 

 ホットパック アイシング・アイスパック 
高い温度でじっくりと温め、血流を改善します。患部も直接温めますが、患部と関わる部分として、腰・首・背中などを中心に温めます。 怪我をして炎症がある所を冷やし、熱を抑えます。痛みを和らげてくれる効果もあります。
バイブラ ホットマグナー 
足湯の様な治療機器です。泡がジェット水流に乗って出てきて、泡の弾ける力と、水流によって、温めると同時にマッサージとなります。足用と手用があります。 磁気・温熱・振動の3刺激によって、筋肉や関節を温めます。主に、膝や肩のホットパックで温め辛い部位に使用します。
超音波 低出力レーザー 
超音波という振動刺激により、血流を良くしたり、骨折などの治癒を早めたりします。 レーザーの光の力を使い、神経など細く小さな血管の血流を改善します。
低周波  干渉波 
電気治療器の1つです。低周波というチクチクする電気を流すことで、痛みを軽減する効果があります。 電気治療器の1つです。低周波よりもより深い部位への電気治療が行えます。痛みを軽減する効果があります。

中周波 牽引 
除痛・筋力増強・組織治癒の、3種類の治療方法が盛り込まれている機器です。理学療法士が、その人にあった治療内容を選択していきます。 首と腰の牽引を行うことが出来ます。牽引は、適度な牽引力で引っ張ることで、首や腰の小さな筋肉のストレッチとなり、筋肉の緊張を和らげたり、血流の改善をしたりします。
 
 オステオトロン
低出力超音波治療器です。骨折や、疲労骨折、シンスプリントなどに効果的です。
炎症や骨癒合を促進するのみならず、痛みを和らげる効果が実証されています。

装具療法各種:
    
MRIやCTの画像及び、理学療法士による診察を元に、患部の状態に適した装具を合わせて処方していきます。提携している義肢装具士と連携をして、対処しています。



慢性痛のリハビリテーションプログラムとは・・・

整形外科に受診すると決まって言われる言葉は、 
「筋肉つけないと・・・」
「身体が硬いですよ・・・」
では、ないでしょうか?

でも・・・

『筋肉をつけないと、何故痛くなるの?』
『身体が硬いと、何故いけないの?』
という疑問が、曖昧なままになっています。

 理由がわからないままに、筋トレをしましょう!ストレッチをしましょう!では、続けることは出来ません。それでは、なぜ、筋力や身体の柔軟性が必要なのか?ご紹介致します。

 左の図は、理想の姿勢です。筋力が十分働いていると、このような姿勢を保つことができ、骨や関節に負担がかかりづらいです。
 一方、右の図は、筋力や体力の低下により、理想の姿勢を保つことができず、背中を丸めて骨で支持している状態です。このような姿勢ですと、理想の姿勢と比較して、骨や関節に負担がかかります。
 その結果、骨
は変形し、関節は炎症を起こします。次第に痛みが出現し、運動をすることができず、筋力低下を引き起こす悪循環に陥ってしまいます



出典 spine dynamicsより

左図:筋力を使って身体を支えているので、正しい背骨のカーブ(赤線)があります。
右図:筋力が少なく支えられず、背中を丸めて骨で支える状態です。



理想の姿勢を維持するためには、筋力も必要ですが、もう一つ重要な要素は、柔軟性です。特に、背骨の柔軟性を保つことが大切です。



左図:背骨が鉄の棒になっています。クッションが効かず、他の関節に無理がかかります。
右図:背骨がバネになっています。あらゆる衝撃を上手く吸収してくれます。



また、自分自身の身体の状態・状況をしっかりと把握していないと、下の図の様になります。




柔軟性や体力が無いまま、活動量が増えていき、どんどん無理がたたってきます。
日々の生活で少しずつ増してきた水かさ(活動量=疲労)は、ある時せきを切った様にあふれ出します(痛くなります)。



その為に必要となる、柔軟性や体力の向上、そして日々の疲労を軽減するための体操を、覚えてもらって、日常の生活に取り入れてもらいます。


筋力はどの位あるか?

筋力は身体を支え、理想の姿勢を維持するのに必要です。そのためどの程度、筋力があるのか?を客観的に評価することが大切です。当院では、筋力を評価するために2つの測定を実施しています。筋肉量の測定(インボディー430)と、実際に発揮する筋力の測定(アイソフォースGT-360)です。その結果を基に、適切な運動内容のリハビリテーションプログラムを立案します。

筋肉量測定(インボディー430)  筋力測定(アイソフォースGT−360) 
 


その他のリハビリテーションプログラムとは・・・

 背骨の柔軟性を上げるために・・・
ホスラー
フレックスチェア

ツイストチェア

ストレッチポール

体力・心肺機能を上げるために・・・
エルゴ・シッティングエルゴ

トレッドミル

ステッパー



筋力を上げるために・・・
レッグプレス

アイソフォース

インソール 
   
痛みや症状、スポーツに合わせ、靴の中敷きを合わせていきます。
また、専用グラインダー(中敷き削り機)で靴の中敷きをオーダーメイドで作成します。
スパイラルメソッド 
   
当院理学療法士の山本正彦が考案した治療方法です。
身体の正しい姿勢や動かし方を学んでもらい、人間の身体にかかる重力と適切に関わり合える身体作りを目指していきます。慢性的な疾患からスポーツ選手まで、幅広い層の患者さんを治療することが可能です。
コンディショニング 
   

       
スポーツに必要なベースの筋力・バランス能力・協調性のトレーニングを中心に、各種スポーツに応じたトレーニングも併せて実施していきます。
































主な疾患

肩こり、腰痛、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、肩関節周囲炎、変形性膝・股関節症、成長痛、捻挫、肉離れ、腱板損傷、外側上顆炎、テニス肘、野球肘、アキレス腱炎、シンスプリント、疲労骨折 等


スタジオ



 
 スポーツをされている方は、それぞれの怪我・競技内容により筋力測定器(Isoforceや、高精度体成分分析装置(InBodyを利用した体力・筋力の科学的測定を行い、その結果に基づいた個別のメニューでトレーニングを行います。健康と競技力向上を目指し、患者様が1日でも早くスポーツに復帰できるようお手伝いいたします。
 


 野球教室では、怪我の予防を目的とした投球フォームの改善など患者様に合ったトレーニングを実施しています。これらのトレーニングは、医師や理学療法士の判断の下に行われ、年齢や疾患により利用できないことがありますので、興味のある方はまずご相談ください。 

スタッフ紹介



◇理学療法士 24名
 専門理学療法士 
   運動器 1名
 認定理学療法士
   運動器 3名
   スポーツ理学療法 3名
   徒手 3名
   物理療法 1名
   AKA 1名

◇日本体育協会認定
 アスレティックトレーナー 2名

◇ベースボールアドバイザー 3名

◇アシスタント 9名








医療機器
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